3月14日 ついに…待ちに待っていた運命の日がやって来た







「…、なんか今日は随分張り切ってないか?」


相変わらず がズレた質問をしてくる





「解ってないわね…ホワイトデーが来たのよ?
この日だって乙女の一大イベントなんだから!










その発言に ようやく事態を理解したのか





「そ…そうなのか;」


と汗を流しつつは納得する












〜「マーブルロンド」〜













「全く はこの手のイベントに鈍いんだから〜
そんなんじゃ保護者さんに嫌われるよ?


「Σうるさし!つか
なんでアイツが引き合いに出る!!








クワっと眼を剥いて怒ってるけど 傍から見てても
彼がに気があるのまるわかりなんだから(笑)





まぁ虐められキャラは置いといて…と心の中で呟くと
あたしは握りこぶしをぐっと固めて











「バレンタインは結局 マサオミさんからチョコ
取り返せなかったのよね…だから
この日がリベンジのチャンスよ!」


「あー…まぁ 頑張れ;」





気合を込めて意気込むあたしに
何故か引き気味の返事をする









…ま の事なんかどうでもいいけど











この後の行動は どうしようかしら











今度こそヤクモ様に渡しに行くわ!」


「こうなったらマサオミさんに三倍返ししてもらうんだから!」