タッタラタッタタータタ、タタタタター(世界の○窓風メロディ)





カズ「じぇん国の女子高生の皆さんお元気ですかぁ〜

MSFのヘリ窓から、今回はコスタリカ
ぶらり途中着陸の旅ですよ〜」(ボ○ッキー風)


「何で世界の 車窓から風!?
そもそもヘリで途中着陸は無理だからなホントは!!」



カズ「雰囲気だよ雰囲気、ジャックもこの風景を
楽しめよ?ホラ!自然の大パノラマだぜ!?」





ザザーン・・・ミャア、ミャア(海岸につきものの効果音)




新八「うわぁ〜!すごいきれいな海ですね。」


パス「でしょ?江戸とかじゃ絶対見られない光景でしょ?」


銀時「怪物は同じぐれぇわんさか遭遇すっけどな。」


神楽「おーおーパス!
いっちょ前にビキニで海水浴アルか?」


「そういう神楽ちゃんこそ水着じゃない・・・
ていうか私達コスタリカにいるのね。マザーベースじゃなくて。」


カズ「まあ やっと今年になって本編が仕上がってきたし
後は管理人の編集後に期を見て公開・・・と言いたいんだが」


「何か問題でもあるのか?」


カズ「実は本編中 全然コスタリカの事を紹介出来てないのに
作者気づいたらしいから、ここで補完するんだそうな。」


銀時「オイオーイまったアイツの行き当たりバッタリ
しわ寄せじゃねーかコノヤロー
そんなんじゃ好きなあの子も離れていっちゃうからね。」





いや好きな子いないし むしろ募集中





新八「地の文でやらないでくださいそー言うことは!」











あーPW編も広い意味で見れば国奪りだねぇ











神楽「バカは放っておいてさっさと本題入るネ」


新八「そうだね・・・あの、コスタリカって
国の名前には 何か由来がありますか?」


パス「コスタリカは"豊かな海岸"という意味なの。」


カズ「ほぉ、ぴったりの名前だな。」


「コロンブスが名付け親って話は本当か?」


パス「どうかな・・・。でも、大航海時代、コロンブスが
リモンの近くに漂着したのは本当。


その時、先住民から沢山金細工をもらったって
彼の日誌に書いてある。それが由来なの。」


サニー「へぇ。」


パス「変な話よね。
コスタリカでそんなに金が採れるわけでもないのに。」


「元々黄金の国(ジパング)を探して航海に出た連中だ。
金には目がなかったんだろう。」


銀時「それって、雲の上にあるってやつ?
永遠の大地を求めてる連中が集まってる。」


パス「雲の上にそんなものないわよ。」


神楽「いやあるアル。あの雲の峰の向こうに
見たことも無い島が」


新八「ラピュタ!?」


神楽「そこにある財宝を高く売れば
一生 酢昆布に困らない生活が出来るネ!」


銀時「甘ぇな神楽、俺なんかいちご牛乳を特選素材で
仕上げた最高級いちご牛乳に変えて一生暮らすんだ。」


新八「あんたら次元低すぎです。」


カズ「いやいや、それだともし金を採ろうとしても
すぐに雷迎が落ちてくるぞ?ソドムとゴドラも滅ぼした」


「・・・今すぐ落としてやろうか?」


「ま、まあまあ・・・」


パス「金なんかなくても、コスタリカは豊かな国よ。
森や動物達、平和を愛する人々・・・私はそれを護りたい。」


「・・・・ああ、そうだな。」


新八「パスさんの言う通りですね・・・って
神楽ちゃんどうしたの?フェンスなんか揺らして。」


神楽「海岸飽きたアル〜もっと奥に行きたいアル
この島なんだか面白そうだし探検向きっぽいネ。」


「待て待て、その先はコスタリカの熱帯雨林だ。
危険だぞ。」


神楽「ちぇ、じゃあどこの森ならいいアルか?」


新八「何で意地でも森に入りたがるの!?」


神楽「一時期流行った森ガールってヤツを満喫したかったネ」


銀時「安心しろ オメーの頭ん中は万年森ガールだ。」


カズ「けど、コスタリカには随分森が多いんだな。
アマゾンとまではいかないが・・・」


パス「一口にコスタリカの森と言っても、いろいろある。
全部がいわゆる熱帯雨林ではないの。
コスタリカは確かに赤道に近いけど、山も多いから。」


「そうだろうな。標高が4,000フィート上がれば
気温は7℃以上も下がる。」


パス「低地に広がる熱帯雨林、高地の熱帯雲霧林
それと乾季がある地域では熱帯乾燥林ね。おおまかにはこの3つ。」


神楽「全部似たようなもんアル。」


パス「ぜんぜん違うわ。カリブ海の低地が高温多湿の熱帯雨林
俗に言うジャングルを示す。密生した木が日光を求めて
高いところで枝葉を繁らすの、だから昼でも薄暗いのよ。


でも地表に植物が生えないから、歩きやすいかも。」


「日光が届かないからな・・・
光合成できても、役に立たないってわけだ。」


パス「光合成?人間は光合成しないでしょ?」


「普通の人間はな・・・・・」


新八「ああ、あの人ですね。」







バサバサバサ(森から羽音を響かせて一羽のオウムが)







オウム「オジイチャン、オジイチャン。」


神楽「おお、2年ぶりに見たアルこのオウム!」


銀時「一緒に来たって設定なのに随分出てなかったな
・・・てっきり食われたかと・・・」


オウム「ダマッテロマンネンテンパ。
ソノアタマクソマミレニシテヤンゾバカヤロウ」



銀時「んだと今ここで食ってやろうかコラあん!!


オウム「キカンソウシャダバカヤロウコノヤロウ!」





トババババチュチュチュチュン(機銃掃射音に代替)





新八「えげつなっ!
一体どういう育て方したんですかあのオウム!?」


カズ「で、熱帯雨林はいいとして他はどう違うんだ?」


銀時「ってスルーかよ!?」


パス「太平洋側みたいに、はっきりした乾期がある所では
熱帯乾燥林になるの。乾期の間は木が葉を落としてしまうから
見晴らしはいいけど、逆に身を隠す場所が少ないの。」


「殺風景になりそうだな。」


パス「そうでもない、乾期に花を付ける木も多いから。

私の好きなタブベイアもその一つ。黄色い花はとっても鮮やかよ」


「一度は見てみたいわね・・・・それで
最後に残った熱帯雲霧林はどんな所?」


パス「雲霧林は、中央の山岳地帯に広がる森よ。

常に霧がかかっていて、そこに立っているだけで
体が濡れてしまうくらい。」


銀時「で、シャツとかが透けて体に張りつ」





バキ(横合いから最高のタイミングで殴りつけられる)





神楽「セクハラ発言しかしないなら死ねヨ」


カズ「あーうん・・・続きを頼むよパス。」


パス「ええと・・・つまり雲霧林は
森全体が雲の中にある、って感じかな?」


「視界が悪そうだな。」


パス「うん、でもとても綺麗な森よ。
神秘的で・・・緑の迷宮に迷い込んだみたい。」


「本当に迷わないように気をつけなくちゃな。」


パス「珍しい動物もたくさん棲んでる。
特に綺麗なカエルがいっぱい 湿気が多いからかな。」


銀時「おー痛て・・・でもあんま湿気が多すぎっと
暴走するカエルもいるからなぁ・・・」


カズ「まあアレは最終的に空からニョ ロニョ ロの
大群が降ってきて乾燥させていくから。」


「森だけじゃないんだがな・・・
あ、あんなところに結野アナの直筆サインマイク。」


銀時「マジでかぁぁぁぁぁ!
よっしゃ俺のもんだぁぁぁぁぁ!!」






ドバババババババババババ(猛スピードで海を泳ぐ)





カズ「おいおい何を根拠にそんなこと信じてんだアイツは?
まったく、恋に盲目だとあそこまで滑稽に」


「あ、あんなところにセシールの着替えが。」


カズ「パリジュゥェェェェェェェェェンヌッ!!!」





ドバババババババババババ(滑稽その二、遠泳開始)





新八「アンタも同じ穴のムジナだぁぁぁ!!
てゆうかさん、いきなりなんでまたあんな事を・・・」


「まあ見てろって。」







ドバーン!!(何かが銀時、カズに体当たりを仕掛ける)





銀時・カズ「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


ラギアクルス「グォォォォォォォォ!!」





新八「・・・・・えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!?
ちょ、何なんですかアレェェェェェェ!!


チコ「あ、あれラギアクルスだよ!
すっげー本物だよ!初めて見た!!」


「やっぱり、何か海にいるなぁ〜って思ってたから。
タイミング的にもちょうどよかったモンでな」


パス「チコ、何なのあの動物?」


チコ「ラギアクルスは海に棲むモンスターだよ

有名なカリブの海賊が襲われた巨大生物が
あのラギアクルスだ、って言われているんだ。」


サニー「リヴァイアサンっていうのもいたけど
それじゃないの?」


チコ「まだわかってないけど、そのリヴァイアサンが
ラギアクルスじゃないのかって言われてるんだ!


背中の突起物は背電殻って呼ばれていて、そこから
放電したりもするんだ。」


新八「って呑気なこと言ってる場合じゃないよ!
銀さんとカズさん今まさに死地真っ只中!!


神楽「大丈夫ヨ、これを投げれば万事オッケーネ。」


パス「ちょ、ちょっとその岩どうするの!?」


神楽「うぉぉぉぉぉりゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」







ザッパーン!!
(神楽の投げた岩が銀時、カズを巻き込むラギアクルスにクリンヒット)





ラギアクルス「グギャァァァァァァ!?」


銀時・カズ「どわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」





銀時 カズ ラギアクルス KNOCKOUT!







チコ「あ〜あ、行っちゃった。」


「まあまたいつか会えるさ。」


チコ「そうだな・・・じゃ、次の場所に行くか」


サニー「うん じゃあねジャック」





神楽「二人で探検してるアルか〜私も一緒に行きたいネ」


「これが終わったら後でついてけばいいさ」





ザップァ!(波打ち際から這い上がる男×2)





銀時「てんめ!何しやがんだコノヤロー!」


カズ「危うく死にかけたぞ!」


「いやもうアレと遭遇した時点で
普通は死んでるハズなんですけど・・・」


新八「まあ、二人とも普通じゃありませんから」


「しかしホント、コスタリカには動物が多いなぁ
・・・一体どれだけいるんだ?」


パス「コスタリカにはおよそ87,000種類の生物が
いると言われているの、全世界にいる生物の5%に当たるんだって。」


そんなにいるのか?そいつは大したもんだ。」


パス「私は、この生き物達も多様性と共に護りたい。
多様性が喪われた環境は弱いから。
プランテーションを見ていればわかる。」


カズ「それは軍でも一緒だな。似たような連中ばかりで
部隊を編成すると、大抵うまく行かない。
多少はみ出し者が混じっているくらいがちょうどいい。」


銀時「そっか〜いい事言うわ俺もどき
だから旧万事屋はあっさり壊滅しちまったのか・・・」


新八「あれのどこが似たような連中なんですか
はみ出し者のオンパレードでしょうが。」


神楽「似てるのは顔だけアル。」


パス「でも、これだけ種類がいるから
ちゃんと分類できていない生き物がまだいっぱいいる・・・


私はその分類のお手伝いをしてみたいって思ってるの。
パラタクソノミスト、って言えばいいかな?」


「パラ・・・何だって?」


銀時「クソm」
ピチューン!(某STGの効果音)







----天パ粛清中・・・----







「・・・で、なんだって?」


パス「パラタクソノミスト。"分類学者の補助員"ってこと。」


「なんだ、パラシュートを使うのかと思った。」


パス「変なジャック。」


「ん?」


神楽「何ネあのほんわかな雰囲気。」


「まぁ、まだ高校生だからわからないでもないけど。」


新八「何言ってるんですか二人共。」


カズ「ほいじゃ〜ま、今回も尺がなくなってきたので
ここで終わりだ。」


パス「コスタリカのこと、少しは分かってもらえたかしら?」


新八「はい とてもよく」


神楽「キレイないいトコだってのは伝わったネ。」


「ああ、こんな穏やかな国に
武装勢力がいるなんてな・・・」


「絶対追い出してやりましょう!」


カズ「その意気だ!
それでは、ピースウォーカーが始まるその日まで!」





SAY PEASE







ズーン(分かりやすい落ち込みの図)





ヒューイ「どうしたんだいストレンジラブ?」


ストレンジラブ「いや、なんでもない。」


ヒューイ「あ、その水着。もしかして・・・」


ストレンジラブ「何でもないと言ったはずだ。」


ヒューイ「ご、ごめん。」


ストレンジラブ(私も・・・・
行きたかったのにぃぃぃぃぃぃぃぃ!!








――――――――――――――――――――――――
後書き(管理人出張)


カズ:今回のサブタイは、まあ間違っちゃいないが
内容と若干噛み合ってなくないか?


狐狗狸:いいじゃんコレPWのフラゲなんだし


銀時:てゆうかあのオウムといい神楽といい
俺って割合嫌われてね?


新八:そう思うなら少しは自分の発言を省みてください


神楽:そうヨ、動物たちもきっと銀ちゃんの
ちゃらんぽらんさを見抜いて攻撃してくるネ


狐狗狸:あそこまで嫌われると逆にスゴイよね


カズ:・・・ああオイ拗ねるなよ銀時!