カズ「よし、日本からの物資は格納ベースに運んでおけ。」
MSF隊員「了解です!」
「カズ、何で日本から
食料や生活用品とかを輸入してきたんだ?」
カズ「MSFの中には日系人も数多くいる。
そいつらの指揮向上のためにって奴だ。」
新八「随分色んなものが運ばれてくるんですねー」
神楽「酢昆布は?酢昆布は入ってきてないアルか?」
カズ「う〜ん、兵士の希望票に酢昆布は入ってなかったなぁ
あまり知られてないんじゃないのか?」
神楽「何言ってるアルかこの節穴リーゼント!
酢昆布こそ日本の伝統アル、これを期に広めるネ!!」
銀時「オメェの味覚を広めんな恥ずかしい。」
ガサガサ(袋か何かが擦れる音)
「ん?今向こうの荷物から音がしなかったか?」
カズ「そうか?何も聞こえなかったが・・・」
さっちゃん「銀さぁぁぁぁぁぁん!!」
ガバチョッ(横手から首っ玉にかじりつかれる)
カズ「うわぁぁぁ!?誰だこの娘!?」
さっちゃん「銀さん外国にいるって聞いたから
さっちゃん飛んできちゃったぞvV」
「それ密入国になるから・・・・
てゆうかそもそもそれ、銀さんじゃないし。」
さっちゃん「髪も金に染めてグラサンまでしちゃって
イメチェンしたの?似合ってるけ・どv」
銀時「いいからオメーはメガネをかけろ。」
さっちゃん「アレ?後ろからも銀さんの声が・・・」
カズ「よく見ろ 俺は銀時じゃない。」
スチャ(メガネ装備)
さっちゃん「・・・・・って
誰だこの金髪リーゼント野郎は!!」
グサッ(クナイが額にジャストミート)
今回の話は一部に陰謀が含まれてます
逃げるなら今のう…うわ何をすr
カズ「ウボァァァァァ!いきなり何しやがんだ!!」
さっちゃん「もう、声が似てるから
さっちゃん間違えちゃったぞv」
新八「普通間違えませんよ、つか聞いてませんね全然」
「ああ・・・それに一回
山崎君も銀さんと勘違いしてなかったか?」
カズ「とにかく、密入国はいただけないなお嬢さん。
収監ベースに連行させていただこうか。」
さっちゃん「しゅ、収監!?いいわ、どうにでもしなさいよ!
枷でも何でもハメて身動き一つ出来ないようにしなさいよ!!
そして私をみんなでよってたかって攻めるがいいわ!!」
「登場早々からドM発言するなぁぁぁぁぁ!
ここには子供もいるんだぞ!!」
セシール「あら、一体何の騒ぎ?」
カズ「おおセシール、ボンソワール」
セシール「ボンソワール」
銀時「え?誰こいつ?」
神楽「さっちゃんに声が似てるアルな。」
さっちゃん「何よあなた、私の声マネなんかして
銀さんをたぶらかそうっての!?」
セシール「誰よあなた失礼ね。大体から
あんな天パに興味なんかこれっぽっちもないわ。」
銀時「・・・俺、こういう時何すればいいんだ?」
カズ「泣けばいいと思うよ」
銀時「私は悲しい」
「泣かれても困るし・・・
その前に紹介だろカズ。尺も限りがあるんだから。」
カズ「あ、ああそうだったな。
ボケ合戦やってる間にも23秒が過ぎてしまったが
彼女も今回のピースウォーカー編で登場する・・・」
セシール「セシール・コジマ・カミナンデスよ
よろしくね。」
新八「コジマって・・・日本人なんですか?」
セシール「いいえ、私はフランス人。
私はパリの鳥類学者だったの。」
神楽「だったって、今は違うアルか?」
セシール「ええ、本編の敵勢力にパスポートも
何もかも没収されちゃって・・・
困った事にもうフランスには帰れなくなっちゃったの。」
カズ「そんな事情もあり身寄りも無いらしいから
ここマザーベースに置いているんだ。」
「良かったなカズ、憧れのパリジェンヌだぞ。」
カズ「ああ。金髪でスタイル抜群だしな
これから色々と親睦を深めて・・・」
さっちゃん「冗談じゃないわよ!
私の銀さんをたぶらかそうったってそうはいかないわ!!」
銀時「いつ銀さんがオメェのもんになったよ!?」
セシール「だーから私はあんな死んだ魚の目をした
貪欲銀髪天パに興味はないって言ってるの!」
銀時「オメェまでなんて言い草だよ!泣くぞコラ!!」
「あ〜あ〜頼むからそれ以上喧嘩はやめてくれ。
子供もいるんだし示しがつかないだろ。」
セシール「・・・仕方ないわね。
今回はアナタに免じて多目に見ましょう。」
さっちゃん「いいわよ別に、私Mだから。
何て罵声浴びせようが通用しないわ 私Mだから!」
カズ「・・・その女を収監ベースに入れろ。」
MSF女性兵「さ、早く来なさい。」
さっちゃん「離しなさいよ!
折檻プレイをされるなら銀さんにされた方g」
ゴスッ(さっちゃんの頭部に洞爺湖がクリーンヒット)
銀時「おいネーちゃん
こいつに"銀さんが押し込んだ"って言っとけ。」
MSF女性兵「は、はい・・・」
スタスタスタ・・・(さっちゃんと女性兵、退場)
新八「いいんですか銀さん?」
銀時「こうでも言っとかねーと、またアイツ
ギャーギャーわめき出すからな。」
セシール「ふぅ、やっとうるさいのが消えてくれたわ。」
カズ「意外に腹黒いなセシール。
しかし、そんな所も魅力的だぜマドモアゼル」
「ゴホン!そういえばセシールは
動物の鳴き真似が得意だったな?」
セシール「ええ、動物を観察するには
自然と一体化することが一番大切なの。
だから、動物の声真似をして警戒心を解いてあげるの。
自然の姿を観察したいからね。」
銀時「へぇー、中々それっぽいじゃねぇか」
「あの時のケツァールの鳴き声には驚かされたな。
やってみてくれないか?」
セシール「いいわよ。
・・・・・キョー、キョー、キョー。」
神楽「うまいのかどうか分かんないアル。」
新八「まあ流石に文章じゃ分かりにくいね。」
セシール「そう・・・残念。」
カズ「マドモアゼル、そんな浮かない顔をして
何事かお悩みかな?」
新八「・・・とりあえずカズさんはスルーしておこう
そういえば本編でやたらと"ケツァール"が
話題に出てくるんですけど、一体どんな鳥なんですか?」
セシール「羽や背中は緑と青がグラデーションのように
入り交じってるわ、エメラルドグリーンにも見えるの。
けどお腹は鮮やかな赤で尾羽は白くって・・・
本当に綺麗な鳥なのよね。」
「そうなの?一度見てみたいわ。」
セシール「ええ、それから長い2本の飾り羽は
繁殖期のオスだけにあるの。
知ってる?鳥類はだいたい、オスの方が美しいの。」
銀時「男の方が小ぎれいで女が寄ってくるってか?」
「鳥と人間は違うぞ。」
カズ「そういえば、孔雀の尾羽も派手だな
・・・それと同じなのか?」
セシール「そう。子孫繁栄の一つの形でもあるわけ
ちなみに、胴体の大きさは40センチ程だけど
飾り羽を含めると1メートルを超える個体も多いわ。」
神楽「案外デッカイアル・・・ジュル。」
「ちょっ、何ヨダレ垂らしてんだこの大食い娘!」
神楽「塩とコショウで下味・・・いや、バター醤油も鉄板ネ」
セシール「駄目よケツァールを食べようとしたら!
ケツァールはワシントン条約に採択されてるから
不法取引はおろか食べることなんて もってのほかよ!」
神楽「食べたら死刑とかになるアルか?」
セシール「条約そのものには罰則はないわ。
けど、もし食べたりなんかしたら世界中の顰蹙を買うのよ」
神楽「だったら一匹くらい減ったって大したこと無いアル!
大丈夫、マズかったらやめるネ!!」
カズ「いやダメだって言ってるだろ!?」
新八「大体なんでそんなキレイな鳥を
食べようとか思うわけ神楽ちゃん?」
神楽「甘いアル、野生は残酷ネ
生きていくには食べていくしかないアル。」
銀時「残酷なのはお前の腹ん中だ。」
ベシ(脳天直撃侍チョップ炸裂)
セシール「もういいかしら?」
「ええ、あと生態を軽く説明してちょうだい。」
セシール「分かったわ ケツァールの巣は朽ち木に
嘴で穴を空けて作ることが多いのよ。
巣の高さは地上から3,4メートルくらい。
雑食だから木の実からトカゲまでいろいろ食べるわ。」
神楽「なるほど・・・高い木が狙い目アルな」
銀時「取ろうとしたら引きずり降ろすからな。」
新八「そういえばセシールさん。」
セシール「何かしら?」
新八「セシールさんのミドルネームに「コジマ」って
ありましたけど、フランスには多いんですか?」
「それは俺も気になるな
もっともフランス人の知り合いは少ないし・・・」
セシール「私も本国じゃあまり聞いたことはないんだけど
確かワーグナーの2番目の奥さんは、コジマ・
フランチェスカ・ガエターナ・ワーグナーって名前よ。」
「ほう・・・それは初耳だな。」
カズ「日本にも「小島」って苗字は多いぞ。
「佐藤」には負けるがな」
銀時「何でオメェがそれ知ってんの?」
カズ「かくいう俺も日系人だからな。
いやぁ、奇遇だなぁ〜君がこんな
オリエンタルな名前だなんて、運命を感じる。」
神楽「何言ってるアルかこのオッサンは・・・」
セシール「いや・・・ははは・・・そう?」
カズ「そうだとも!ほぼそうだ。いい名前だよ。
セシール・コジマ・カミナンデス
・・・・・・・ん?」
「どうしたの?」
カズ「セシール・コジマ・カミナンデス・・・
コジマ・カミナンデス・・・・・
「小島、神なんです。」!?」
セシール「ミ、ミラーさん?」
カズ「なんてこった・・・!これは気付かなかった!」
新八「ど、どうしたっていうんですかカズさん?」
カズ「いいか?
"神"と言うのは英語の"ゴッド"にあたる日本語だ。
「なんです」というのは説明が難しいが・・・
神なんです・・・「カミナンデス」であれば
「イズ・ゴッド」に近い。」
「・・・という事は?」
カズ「ああ。「コジマ・カミナンデス」は
「コジマ・イズ・ゴッド」を意味する・・・
コジマ・イズ・ゴッド!コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド!エヴリバディセイ!!」
セシール「コジマ・イズ・ゴッド!コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド!」
銀時「コジマ・イズ・ゴッド!コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド!」
新八「コジマ・イズ・ゴッド!コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド!」
神楽「コジマ・イズ・ゴッド!コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド!」
桂「コジマ・イズ・ゴッド!コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド!」
監修のオッサン「コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド!コジマ・イズ・ゴッド!」
アマンダ「コジマ・イズ・ゴッド!コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド!」
チコ「コジマ・イズ・ゴッド!コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド!」
アイルー「コジマ・イズ・ゴッド!コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド!」
退助「コジマ・イズ・ゴッド!コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド!」
「オイオイオイオイオイオイオイ!
一気に怪しい宗教みたくなってきてるぞ!?」
カズ「さあ画面の前の読者一同もご一緒に!」
コジマ・イズ・ゴッド! コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド! コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド! コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド! コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド! コジマ・イズ・ゲット!
コジマ・イズ・ゴッド! コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド! コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド! コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド! コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イブ・ゴッド! コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド! コジマ・イス・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド! コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド! コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド! コジマ・イズ・ゴッド!
ゴジラ・イズ・ゴッド! コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド! コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド! コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド! コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド! コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド! コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド! コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド! コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド! コジマ・イズ・ゴッド!
コシマ・イズ・ゴッド! コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド! ロジマ・イズ・ゴット!
コジマ・イズ・ゴッド! コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド! コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド! コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド! コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド!(大合唱)
「もう収拾つかねぇコレぇぇぇ!
誰かっ、奴らの暴走を止めてくれぇぇぇぇぇぇ!!」
「・・・、こうなったら最終手段よ!」
「止められるのか!?」
「ええ、それはもちろん・・・・・・強制終了よ!」
「・・・やっぱりそれしかないわけか。」
「コジマ・イズ・ゴッドに負けないようにね。
それじゃあ合言葉は・・・」
SAY PEASE
さっちゃん「なんか、外がやたら騒がしいわねぇ・・・」
???「そこのあなた。」
さっちゃん「何かしら?」
???「ここから出してあげる。」
さっちゃん「そう?なら早くしてくれないかしら?
そして銀さんと二人っきりでSMプレイを・・・」
???「フフフ・・・それには条件がいる。」
さっちゃん「何よ条件って?」
???「それは・・・私を楽しませることだ。」
さっちゃん「え?それどういう・・・」
???「まあ後の話は尋問室でな・・・さぁおいで?」
さっちゃん「え、ちょ何何何なの!?
た、助けて銀さぁぁぁぁぁぁん!!」
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後書き(管理人出張)
カズ:コジマ・イズ・ゴッド!コジマ・イズ・ゴッド!
コジマ・イズ・ゴッド!コジマ・イズ・ゴッド!コジ
狐狗狸:超うるさいので超黙ってください
(信楽焼きの狸アタックで相手を昏倒させ)
銀時:オィィ!それお前んトコの伽○子の行動ぅ!
狐狗狸:後書きまで侵食される謂れは無いでしょ
(やっと奴らの手から逃れられたんだし)
新八:そうですけど、どっから持ってきたんですかそれ
セシール:面白い置物ねー まあパリの
エッフェル塔や凱旋門には負けるでしょうけど
狐狗狸:そこと比べられても困りますが
神楽:ニンニク揉みこんでから揚げか
特製ダレで照り焼き・・・いやフライドチキンも
新八:まだケツァール捕食諦めてないの!?
セシール:日本人って、つくづく変わってるのね
銀時:いやアイツ天人だからね