―シュタイン/死武専―





DEATH ROOMにデスサイズスとオレ達は集う





「相手は鬼神…我々に勝算はあるのでしょうか」


「ほっといたら狂気が世界に充満し続ける…

防衛線の方が有利です 鬼神側(あちら)は
月から出る理由がない」





死武専側(こちら)が攻めに行くしかないってコトは
キッドも重々承知の上のようだったが


死神様が魂をこの地に縛られれて動けない以上


こちらの勝利のカギを握るのは、キッドの覚醒だと
いう事はきっと当人さえも知らないだろう





「デスサイズス、西アジア 東アジア
アフリカ担当揃いました」





魔ランプのジン・ガラン魔斧のデング・ディンガ
オレ達とともに並び立ち


死神様は 準備が出来次第の出撃を命じる





「今のうちに会っておきたい人と会っておきなさい…」





なし崩しの解散を合図に先輩が動く





「恐らく今日も二人でクロナの捜索のために
各所のポイントを歩き回っていると思いますよ?」


「分かってるって、オレには秘策がある」


「秘策って何をやらかす気ですかアナタは」


文句を言い募ろうとする梓を無視し、イイ笑顔で先輩は
すたこらさっさと立ち去って行く


他の何人かと同じようにオレもその場を後にして







「…以上だ、お前らも作戦の準備をしておけ」


「「了解!」」





魔女対策本部へ続く廊下で、死人たちの声を拾う





「二人もキッドや先生達と一緒に月での任務だっけ?
いらない心配かもだけど気を付けてね」


「平気っすよ むしろ先輩の方こそ」


「オレたちも参加出来たらよかったんですけどね」


「仕方ないさ…そっちの任務の方が大変だもの」





半端に開いたドアをノックしつつ、室内の彼らへ言う





「確か今夜でしたっけ?」





と情報局の二人はこちらへ頭を下げ、死人も
ゆっくりと振り返りながら答える





「ああ、幸い潜伏先も特定しているからな
最悪さらわれた子供らだけでも救出しておくさ」





魂と魔力の探知によって見えた光景と

情報局で集めた情報を元に魔女の居場所を早々と
割り出せたのはいいが


戦力はほぼ鬼神討伐とクロナ処刑任務に割り当てられ

自由に動かせる人数は限られている


とはいえ、今回の作戦の障害にもなる可能性が
あるので放っても置けない


だからこそ少人数での失踪児童救出、及び魔女
捕獲任務を今夜決行する事になっている





「…くれぐれも、無茶はしないでくれよ?」





からかい交じりに告げれば、思いのほか真っ直ぐな
鳶色の瞳でこちらを見上げてが返した


「博士こそ」





と、デス・シティー中にマカを呼び出すアナウンスが響いた





なるほど市内アナウンスなら彼らがどこにいようとも
確実に呼び出すことが出来るだろう





「…これは明らかに職権乱用では?」


「ま〜先輩らしいっちゃ らしいですね」


呆れ混じりの苦笑と視線が、辺りを満たした












Dodicesimo episodio Sei coraggioso?











…先輩と親子水入らずの会話で何かをつかんだのか





後日マカとソウルが魂感知による探索を行って

ついに、クロナの居場所を突き止めたらしい





「見つけました、クロナはイタリアに…

サンタ・マリオ・ノヴェラ教会にいた


「そうか」





報告後 集まったスパルトイの主力メンバーへ
イタリアへ赴きクロナの捜索及び処刑


それと今夜の任務に参加するキリクとにも


時間経過・被害状況に応じての撤退とは別に
イタリアへ行きでマカたちと現地で合流するよう伝える





鬼神討伐は夜明けとともに開始される予定だ
よってイタリアでの任務はお前達だけで動いてもらう」


「承知しております」







オックスの声がやけに固く響くのは気のせいではないだろう


だが生憎相談に乗れる時間はほとんどない





それにこちらが何を言ったトコロで結局

結果(こたえ)を出すのは自分自身





「各自で判断し、慎重に行動するように」





頷き 互いに言葉を交わし合うスパルトイの面々を背に
職員室へと戻ったオレは


そこでずっと準備に明け暮れていた





ああ…なんだか待ち遠しくなってきた





「各デスサイズスは分隊長として任務についてください」





地上でこそこそと暗躍する魔女も、黒血を持つ少年も


オレの後ろにいるマリーのいぶかしげな視線も
これから起きる事に比べれば大した問題でも何でもない







「永久弾機(ゼンマイ)」をはじめ魔道具を多数搭載した
最新鋭の魔道飛空艇の準備が整いましたぜい」





例の洗脳騒ぎで破壊された魔道具もあったようだが


永久弾機(ゼンマイ)を始めとしたいくつかの道具には
幸い、どこにも支障はなく


入念なチェックも終えて滞りなく飛空艇の準備は整い


デスサイズスと主力部隊のほとんどと共にオレ達も
艇内へと登場してゆく





「お疲れですね、体調は万全ですか?」


「どんな事態が起きようと任務は遂行する…
オレはそんな男だった いや、そんな男だ


…腐っても死人、タフさには定評があるな





軽口を叩きあう合間も飛空艇は離陸し





程なくブリッジの伝声管から、源さんの報告が聞こえた





『「永久弾機(ゼンマイ)」調子良好
エンジンも問題なしだ』



「それは何よりです」





しかし任務での搭乗とはいえ興味深い乗り物だ

出来るならば 後々に解体して構造を知りたい


かなりの速度で移動する飛空艇に、リズやパティの
はしゃぎ声とそれを諌める梓の説教が聞こえる


この後の戦闘からか この珍しい体験からか


心なしかキッドも浮足立っているように


「月へ全速前進!!」「もうしてますよ」





…子供らより、先輩の方がより浮足立っているようだ


全員に戦闘配置へ着くよう指揮をして





「オレ達もいつでも出れるよう空挺部隊のいる
ドックで待機してます」


「頼みました」





キッドたちを見送り、煙草をくわえて火をつける





「艦内は禁煙だぞ」


「まぁまぁまぁ これで最後の一本ですよ」





厚い雲を抜けて月まで、あと十分か


…このひと時を楽しむには十分すぎる時間だ









―誘拐された少年/ある廃墟の一室―





薄暗い部屋に、ひらひらといくつもの紙が舞い落ちる





雪のような 花びらのような破片が僕を

僕たちを埋め尽くすように降り注いで張り付いていく


目の前はほとんど真っ白な破片で埋まっていて
何も見えないはずなのに


どうしてだか、僕以外にも人がいるのが分かる





すぐ側から…遠くから…また切れ切れに声が聞こえる





『…ナはかわいそうな子…救ってあげ…』


低くて優しい男の人の声





『体内の…も……死んだ…♪』


いやに甲高い、女の人の声





『戻…前にもう一…神様の敵となるモノを処…ましょう』


『こっから月…ぞおぉぉぉぉ『はいノアさ…ぁぁあ!!


『…を…鬼神…僕のモノに…メデューサ様…』





静かなものも賑やかなのも怖いのも いくつもいくつも
声は耳へ流れ込んでくるのに


返事をしようとしても、声が出ない


聞きたくなくても耳が塞げない…逃げたくても白い紙に
埋め尽くされて指先一つ動かせない





「うぅん流石に感度は劣悪みたいねぅえ〜ま、でも
これはこれで作業に対するご褒美って思えばありだわぁ」





すぐ目の前で 一番聞きたくない甘ったるい声がした


てらてらと光る血の色の唇がちらりと見えて


そらしたくても閉じたくてもまぶたが動かない


すっと伸びた手が僕のアゴを撫でる


「あぅらんv怖がらなくっていいのよぉう?」





いやだ、この手はいやだ


帰らせて ここから出して、助けて、助けて!

どうして動けないんだ
どうしてどうしてどうして


どうして僕はここにいるの?





白い紙がたくさんたくさん舞い散って


変な音がして、頭がぼうっとしてなんだかアゴを
なでる手が心地よくてとけていきそうで


ぐにゃぐにゃと白い景色が歪んでいく





「アナタはアタシのために何っも考えずに
尽くしてくれればい・い・の・よん♪」






僕がボクでなくなっていくようなカンカクのあと


やさしく見下ろしていたのは×××さんの
山羊のような銀色の目だった…












―白兎/月面―





ここからでも、奴らの接近が感じ取れる





『ついに来ましたね』


「決して月面に降ろすわけにはいかない」





テメェらが笑いたい気持ちも分かるぜ?神父ども


なんたって隣にいる迦具夜や月光、それに何より
オレも正直待ち遠しくてたまらない





道化師「月光」…私がやりましょう」







厚い雲を抜け、ドクロの艦首と42と銘打たれた艦体を
肉眼で認めたと同時に月光が洗礼を浴びせる


外套から飛び出した三日月形のビットが飛空艇を囲い


ビットから放たれた光線が集中砲火をお見舞いする





「…さて?動きがあるかな」





耳をそばだてれば、ちょうど斧のデスサイズが
職人と魂の共鳴を行ったのが聞こえてくる





≪光屈折!!≫





ほう!内部にいながら月光の光線を曲げるか…だが


「前方だけではありませんよ」


死角からの迎撃を全ては捌ききれないようで

右舷の下へまともに被弾した艦体が揺れる





と、ハッチが開いて次々と強そうなのが降りてきやがった


「決してこの月には近づけさせません」





何人かが撃ち抜かれるが、例の"死神のガキ"だけは
空をスケボーで自由に駆け 光線を逆に跳ね返し迫りくる





「キッドが出てきましたか」


「中々生きのよさそうな童じゃ…妾(わらわ)も出る


次々と交戦を跳ね返し、健気にも味方の部隊と
あのデカい艦を月へ降ろそうとしてる坊やへ


真っ直ぐに飛んで行った迦具夜が蹴りと共に挨拶を見舞う





「道化師「迦具夜」妾がお相手しよう」


「邪魔だ!!」





銃撃を"天の羽衣"で防いだのを見て、ガキは羽衣の表面を
足場に迦具夜の頭上を取る


しかしすり抜け様の連撃を凌いだ迦具夜が

頭上の灯を伸ばしてガキの足をからめとり


引き寄せたガキの首へ月光のビットがハマった


『『キッド!!』』





爆ぜたガキの無様な姿にニヤついていると
ぼけっと突っ立ったままの神父と、目が合う





調子悪そうだな?クマ野郎にやられた傷が痛むか?
それともあの魔女か、夜中のガキどもか…」


「口だけは減りませんね アナタこそ
こうして眺めているだけで満足なのですか?」





顔の左側がメラメラと焦げ付き続けていながら

オレにそこまで言えるたぁ、大したモンだ





「外は二人に任せて大丈夫だ、オレは内から潰しにかかる





背後で笑う奴を残し、飛空艇へと身をすり抜ければ

てんやわんやする死武専の連中とご対面


被弾した右後部の鎮火に回れ!!…ぐあっ」


「何だお前!!」





続けてくる間抜け共を血祭りにあげて





「道化師「白兎」の殺戮ショーだ」





この艦のエンジンを目指そうとした…トコロで
面白そうな反応があったのに気が付き





「大丈夫か?」


「死んでる…」





とっさに天井へ潜んでみれば やって来たのは黒髪と
黒いフードのガキ二人


が、奴らオレの殺した連中にも 上からの不意打ちにも


あわてず騒がずしのぎ切って正面切りやがった





「ククク…なかなか腕の立ちそうな奴が来た…」


「こいつ…どこから入って来た


さぁて、どう料理してやろうかな?









―キリク/スペインの海岸沿いにある郊外―





明かりの乏しい暗闇と海鳴りに乗じて


死人先生を先頭にオレらはが潜伏する
廃病院へと距離を詰めていた





「こんなトコよく見えたよな、お前もだけどマカも」


「僕のはアイツの周辺だけさ…クロナ探しのついでで
ここを特定したってんだから ケタ外れだよねあの二人」


「ありゃもう"千里眼"レベルだな」





眉間にしわを寄せつつも が笑って頷く





建物へ近づくにつれ段々と反応が強まってるらしいから
魔女がいるのは間違いないようだが


時折 弱い反応が引っかかってるコトも考えると


あの変態魔女もオレらの接近に気づいてるようだ





今いる雑木林から見える、病院の荒れた壁と
吹きさらしの窓枠を示しながら死人先生は続ける





少々強引だがそこから一斉突入する、状況に応じ
二手に分かれるかもしれんが隊列は崩さない」





最優先はもちろん、さらわれたガキの全員救出





「魔女については捕獲を命じられているが場合により
処刑も許可されている…が、あくまで最終手段だ





先生をはじめほとんどの人間の視線が

オレの隣で思い詰めたツラしてるへ集まる





…今まででも魔女絡みじゃ散々無茶してたからなコイツ


本来 ストッパー役を率先してやってるオックスや
マカや椿はいねぇからオレがしっかりしねーと





「万が一ん時は殴って止めるけど、オレぁ
お前がバカやらかさねーって信じてるからな?」


「大丈夫だよ…今度は一人で先走ったりしないかr」
『カタく考えず気楽に行こうぜ?いざって時に
使い物にならねぇ男になんのは嫌だろ?』



全員に渡された手鏡からのテスカの軽口が
どうにも辛気くせぇ地味っツラをあっさり破壊した





「このタイミングでそーいう台詞言うの止めてください
すっげーヤな意味に聞こえるんですけど!」


『こんなのオレと猿里華の間じゃ挨拶代わりなモンだぜ
コーヒーおごってやれたら もっと面白れぇ話を
教えてやったんだけどな!』


「「アンタ猿と普段どんな会話してたんだよ」」





作戦中だってのに緊張感のねぇ、ある意味いつも通りな
空気の返答が周囲の空気をわずかに緩める





「おしゃべりは無事任務を終えてからだ…行くぞ!


『了解!』





一気に林を抜けて、オレらは窓枠へと走り出す





「『前方に魔力反応!恐らくフェイクの壁あり!』」


鏡とすぐ側の声に合わせてひと塊だった隊列が左右へ別れ


ファイアーを装着したオレが、炎の拳を壊れかけの
窓枠との間の空間へぶちかます





空間が歪んで炎が燃え広がり


焦げ落ちる穴から、廃墟と思えねぇようなイヤに
小ぎれいな壁と窓が徐々に姿を現していく






『よっく来たわねぅえ♪今まで集めた子たちを助けたいなら
ご自由にぃ?た・だ・し…無事に出られるならねんv


ビリビリ聞こえる魔女の声とうねる周りの"壁"を無視して


開けた穴をくぐって、切り破られた本物の廃病院の窓から
オレ達は潜入していった









―おばちゃん/月面―





「ぼっちゃんを離しな!!」


飛び蹴りを裸マントの女へ食らわせ


空中から叩き落とされて 捕まれていた
ぼっちゃんを無事に引き剥がしつつ月面へ着地する





「大丈夫かい?」


「なんのこれしき」





さーて奴らの対空砲火を止めて 飛空艇を降ろさないとね


上着を脱いで身軽になったぼっちゃんと、ビットを飛ばす
原因へ向けて駆けだしていく…あ!


「やらせぬぞ」





性懲りもなく裸マント女がぼっちゃんの邪魔をする





「おのれ!何枚構造だ」


「妾が裸だからガードが甘いと思ったか?
その逆じゃ鉄壁よ!!」





銃撃の際にたった土煙に紛れて距離を詰め





「黙りな!教育上に良くないわよあなた!!」


衣越しにみぞおちへ、組んだ両腕の拳を叩きつけた





ぐぅ!またこのブタ武器もなしで…」


「おばちゃんね、パワフルすぎて武器持てないの!」





もう一度 距離を開けた裸マント女に気を配りつつ

ぼっちゃんへ大事なコトをレクチャーする





「ぼっちゃんはいつでも神経質にスマートに戦い過ぎるわ
時には力任せにゴリ押す時も必要だよ


「…やってみます」





撃墜を免れた空挺部隊の何人かもようやく月面へと
着地して戦闘へ参加するけれども





「一人たりとも生かして返すな」


静観していたジャスティンが引き連れた軍勢も
一斉に攻撃を始めちまって


こっちは苦戦を強いられる一方だ







艦とこっちを狙う妙な月頭が裸マント女の造りだした
マントの壁の内側へ隠れのを見て取って





「一掃してやる!デスキャノン!!


「天の衣壁(アマノコロモヘキ)!!」





強烈な一発をぼっちゃんがぶっ放しても、際限なく広がる
あの女のマントの壁は焦げた端から直っちまう





じゃあるまいし次から次へと壁生やしやがって』


クソ!!キリがない…!その力どこからくる?
鬼神の無尽蔵の狂気からか?」


あきらめちゃダメよぼっちゃん!!続けて」
「はい!!」





めげずに壁を破ろうとキャノン連発するぼっちゃんへ
近寄ろうとする雑魚どもを蹴散らしつつ


隊員の一人に用意させた"あるモノ"を受け取る





「無駄じゃ!!無駄じゃ!!無駄じゃ!!」


「まだ!!まだ!!まだあ!!」







この状況が続けば間違いなく飛空艇は落とされちまう


失敗は許されない…この一瞬のタイミングは 逃せない





「こんな時、何も出来ないってのは歯がゆいねぇ」





いつだったか 君が同じようなセリフを
おばちゃんに打ち明けてくれたっけねぇ


死武専の事務をするようになってから


あの子や今の坊ちゃんみたく 自分じゃどーにも出来ない
デカい壁にぶつかって悩む子たちをたくさん見て来た





…そんな子たちの背中を押してやんのが


大人である、おばちゃんの役目さね!







―ぼっちゃんの弾幕が放たれたのと同時に


しっかりと"爆弾"を抱きしめ、おばちゃんは走り出す





「おばちゃん何を!!」


「ぼっちゃんやればできるじゃない!!
おばちゃん、押しの強い男子大好きだよ!!






弾幕により開いた壁の穴へ飛び込み様





「何っ!?」





浮かぶ月みたいな物体の敵目がけてタックルかます





「本当のゴリ押しっててやつを見てなさい!!
ありったけの爆弾をくらいな!!」



さあ!未来ある子たちに道を開けな化けモンども!!








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あとがき(というか楽屋裏)


狐狗狸:十月なのにやる気出るのが激遅でスイマセン
おばちゃんの下りは大好きなんでねじ込みました


キリク:あのおばちゃん、マジで最強だよな


博士:死武専でもかなりの古株ですからね
梓と並んでお節介気質だし


スピリット:オレも冗談交じりで逆ナンされ…って
オレだけでなくマカの出番削ったのはどういう了見だ!
マカの感知が特定の決め手になったってのに


月光:次から二話分は月面での戦闘が優先されると
いうコトなので、その辺りの都合でしょう


狐狗狸:説明ありがとうございます 一話退場の月光さん


白兎:ヒデェ扱いだなオイ




月面は現在の、廃病院は鬼神討伐の前夜の時間軸です


様 読んでいただきありがとうございました!