これは、某童話のパクリ物語です


原作のイメージが色々な意味で崩壊しております
本当にごめんなさい


…マジでフリーダム注意です!!










〜「エセ赤頭巾」〜











ある日 森の中を白い狐の赤頭巾(が歩いていた





「マズイ…家の方角こっちで合ってたっけ?





どうやら早速、物語開始から


如何なく自らの方向音痴さを発揮して
半分迷子になりかけているようだ





そんな彼女を見かねてか


はたまた、何がしかの下心を抱えてか





赤頭巾のさん 何処行くんで?」





白コート着た狼(オニシバ)が彼女の前へ
現れ、親しげに話しかけてきた





だがしかし赤頭巾は半歩身を引いて





「買い物が終わったから家に帰るんだ」


エコバック片手に キッパリ言い切った







どうやらまたおばあさん()に 買い物を
頼まれていた
ようだ





「それでしたら この道真っ直ぐ行けばすぐでさぁ」


「何かやけに親切だな…まあいいか、ありがとう」


「あと、ここいらの花を持ってきゃ相手も喜びやすぜ?
この辺りで摘んでいったらいかがで?


「いや気持ちはありがてーが必要あるかソレ?」


「あー…そこは物語の都合ってヤツで」





ともあれ彼の言葉に(成り行き上)
赤頭巾は素直に花を摘み始め


狼は…こっそり彼女の家へ向かったのだった












しばらくしてから我に返った赤頭巾は


摘んだ花を満載させたエコバッグを揺らし
真っ青な顔で家路へと急ぐ






「あ〜くそ どうせなら送ってもらえば良かったよ!!




帰るのが遅れ、怒っているおばあさんの姿を
脳裏に浮かべながらも





「仕方ねぇ…マジでこの花で機嫌でも取ろう」





ため息つきつつ 赤頭巾はどうにか家にたどり着いた





只今〜遅くなってゴメンな…っ」





だがドアをくぐったその瞬間


赤頭巾は、エコバッグを落としてその場に固まる/B>







ベットの上で頭までシーツに包まっていたのは


明らかに、おばあさんでは無い大きさの
不審極まりない何者かだったからだ










のベットにいるお前は誰だ?


あの人には ちょいと外出してもらいやしたよ」





シーツ越しでくぐもっていたが


聞こえた声は 先程の狼に間違いない





「どうやってだよ っつーか騙したんじゃなかろうな?





狼はシーツをかぶったまま ゆっくりと
ベットから床へと降りる





「まぁ そうとも言いますがね?







そのままずるずると近づく狼から


同じ速度で、赤頭巾は後退りする





待てコラ!つか…さっきから何故
シーツをかぶったまま近づく?」


「それは…あんたを喰うのに
必要だからですぜ さん?」





言いながら ようやくシーツから狼が顔を出す


と同時に、赤頭巾がドアへと振り向き
迷うことなく取っ手に手をかけた


が…ノブは虚しく回るだけ





「くっ…開かない いつの間に鍵が!?





必死にノブを動かすが ドアはびくともしない







そんな彼女の様子を笑いながら


狼は わざとゆっくり距離を狭める





無駄ですぜ?さぁ諦めて大人しく
喰われちまいましょうや、痛くしやしねぇから」


「冗談っ…食われてたまるか!





赤頭巾は振り向きざまに ハリセンを出して戦闘態勢を取る


しかし それと同時に狼は


手にしていたシーツを彼女めがけて投げた!





「わぷっ!?」







シーツを頭からかぶり 抜け出そうとする赤頭巾







狼はそれを慎重に待ち 丁度、相手がシーツを
両手で跳ね除けた所で


両端をしっかり掴んで


シーツごと彼女を引き寄せて退路を断つ






「もう逃げられませんぜ…いただきます」





あわや、赤頭巾が狼の手へかかろうと







した時だった







パアン!





一発の弾丸が 狼の真横をすり抜けた





思わず銃声が響いた方を狼が見やると


なんと こじ開けられた窓から
猟師()が室内へ乗りこんでいた!





「危うく可愛いストーカーの餌食
なる所だったわ!」



その声は助けにきてくれたのか!」





狼の身体が邪魔で見えないけれど


"怯えて涙目になる"赤頭巾の様子を察知してか
猟師は真顔で頷く





「ええ 安心して
今からそいつを滅ぼすから!


「OK!キッチリガッツリ頼むよ!!」





親バカな猟師はもとよりとして


(色んな意味で)危機にさらされた為か 赤頭巾も
とんでもない事を口走っていた






その二人の台詞に反応して 思わずあとずさる狼





「お…お待ちなせぇ二人とも、本気ですかぃ?





彼の言葉に二人は 首を思い切り縦に振った







「最近俺へのセクハラ多過ぎだっ
一発お灸据えてもらえ!



「そういう事…往生しなさい





「…それだけは勘弁させていただきやしょう」







苦笑い、猟師の台詞が終わらないうちに


狼は一目散に家を脱出したのだった








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あとがき(というか楽屋裏)


狐狗狸:このサイトに初めてカキコ&リク下さった柚葉様に〜
って遅+意味不明オチスイマセンでしたぁぁ!!


オニシバ:謝ってすむもんじゃないですぜ?(白い視線)


狐狗狸:てゆうか忙しいし何かの呪いで掲示板変更を
余儀なくされちゃうし、オニシバさん夢多すぎるし…(泣)


オニシバ:忙しいのとあっしの話が多いのは関係ないですぜ?


狐狗狸:んなこたぁわかってらい!!おまけに風邪までひくし…


オニシバ:…というか いつになってもさんに手ぇ出させて
くれねぇようだし、今 滅ぼしときやしょうかねぇこの狐(銃構え)


狐狗狸:こんなんでよろしければもらってやって下さい&
皆様 お読みいただきありがとうございました〜大脱走