鏡に映ったメモに、隠された
メッセージが浮かんで


ソレに従いメモを燃やすと







「見て!野菜の動きが!」




活発に動き回ってた野菜や
魚どもから手足が消え


元の食材に戻って落ちる




「あのメモが…術の媒介だったのか…!」




そう♪おかげで
楽しませてもらったわ、じゃあね」




飛んで逃げるガキの姿した魔女の背に向けて




「「二度と来んなぁ!」」


マカとが力一杯
ユニゾンした叫びをぶつけた







…こうして、街の騒ぎはひとまず収まった




ヒデェなこりゃ、まるでスプラッターバカの
解剖アトみてぇじゃねぇか」


「嫌な例えね…でもシュタイン博士がいたら
もっと早く術を止められたかな?」




ある程度残骸を片しながら、がこう返す




「いや…博士のコトだから
逆にこの術に興味持ちそう」


「可能性としてはあるな」


「むしろ嬉々として研究し始めるんじゃね?」




言ってて…その光景
あっさり頭に浮かんじまって


オレたちは凍りつく




誰も「ねーよ」って
笑い飛ばせねぇのが恐ろしかった







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あとがき(というか楽屋裏)


狐狗狸:魂喰はヘビ(の魔女)からの謎かけ
ええ、まんまヒネリ無くそんな感じです


ソウル:オレの視点で進んでんのかよ
…つかイイのかよ あのメデューサ出して


パティ:パラワ混じりだからいんじゃね?


メデュ:強いて時間軸を言えば、私が死武専へ
訪れてアラクネの城へ行く直前ぐらいよ


キッド:…ああ、その方がの服装も


マカ:こほん!てゆうかソウルも君も
ブラック☆スターも鼻の下伸ばして…もう




読んでいただいて ありがとうございます
2013年もよろしくお願いします!