山崎はまず、"この中に正しい場所を
知る人がいます"
ともったいぶって言った




「正しいことを話してる人がいたら
下のBOXに入力してついていって下さい」




更にBOXが中古品のため


下の選択肢以外の文字を間違って入力すると


エラーが起こるため一旦処理が中断される
…と告げた




「それ完全に管理人の都合じゃねーか
しょっぱい知識で見栄張んじゃねぇよ」


「旦那、仕様って事で一つ」




[1.ヅラに話しかける]


[2.さっちゃんに話しかける]


[3.東城に話しかける]


[倒れた彼女の様子を見る]





[ヅラに話しかける]


「お前絶対ぇ待ち伏せてたろ
スタンバってたろヅラ」


ヅラじゃない桂だ
下らぬ邪推はよすがいい」


相変わらずバレバレな変装の桂は
無意味に胸を張る




「まあ撮影と言う目的は同じだが
…負けてられんぞ?」


あ?何と戦ってんだよ」


「知らんのか?
高杉が今年一番の現場入りしたんだ」


は!?高杉いんの!?」


「同時上映の
"3Z熱血硬派高杉君〜巨星爆誕〜"
撮影に意気込んでおったな」




その一言で
"ノリノリな学ラン姿の高杉"を想像し


こみ上げる何かを堪えるように
彼は、少女を指す




「あそこに転がってる
何か心当たりねぇか?」




問いかけに、しばし唸って桂は
"知らない"と答えだ




「だが真選組の連中をあちこちで見たし
きっとヤツらの仕業に違いあるまい」


<HP:||||||||||||||||||>


「つか何かゲージ出たんだけど?
コレ体力ゲージ?




まさかの…と銀時は考えかけるが
あえて深入りをやめた






[さっちゃんに話しかける]


…べく声をかけるより早く
向こうが一気に寄ってきた




お困りのようね!そんな時はメガネで
迷いのない私に任せて!ペルソナで」


「ジャンル違ぇだろ」







彼女がいる理由など今更過ぎるので




彼は視界の端の作務衣少女について聞いた




「あそこに転がってる
何か心当たりねぇか?」




訊ねられ、頬に手を当てて考えた
さっちゃんは言う




「全蔵が大きなヘビみたいな生き物
屋敷の塀を壊された、って言ってたけど
何か関係あるのかしら?」


<HP:|||||||||||||||>


「いやそれよりゲージの残量減ってね?
気のせい?」


「私はいつだって銀さんに
愛情と興味MAXよ!」





聞いてねーよ、と銀時はやる気なくツッコんだ






[東城に話しかける]


「でお宅は何でいんの?」


「実はこの度の映画の件で、関係者に
大事な交渉をしている最中なんですよ」




柳生家も出資しているのに九兵衞の待遇が
宜しくない、
と東城は深く嘆いた




「もっと若に出番を!露出を!
女子らしさとサービスシーンを!








妄言を無視して彼は問う




「あそこに転がってる
何か心当たりねぇか?」




言われて東城は


"関係するかは分からないけど"
気がついた事を口にする




「正月だというのに妙にサイレン
騒がしくて…何かあったのでしょうか」


<HP:|||>


「何かっつーか、何があったぁぁ!?
見てない間にに一体何があった!?」



「少しサイレンの音量が減れば
プレ…もとい交渉に集中出来るのですが」




ひとりごちる東城の様子よりも

確実に減ったゲージの方が銀時の気を引いた






[倒れた彼女の様子を見る]




はピクリとも動かない




「オレが来た時には
既に倒れてたみたいですよ?」


軽い補足に耳を傾けつつ、彼女の状態を調べる




…一見して傷はないようだ




(コイツ)一体何やって
三途っちまったワケ?」



問いに山崎や三人は、さぁ?と肩をすくめた



「で、旦那は誰がアタリだと思います?」




▼話しかけますか?