第二話 [狂騒1→決戦] 資料室を後にした四人が 次に向かったのは調査室 書架の詰まった棚だけでなく いくつかの機器や 作業用のデスクが並ぶその場所は一目で分かるぐらいには荒れており 人の出入りが絶えて久しい事が見受けられる 「なんていうかヒドい部屋ですね、先程の場所といい 掃除が行き届いてないじゃないですか」 「いや逆に奴一人だけしかいないこの場所で 掃除が行き届いてたらかえって怖いんだけど」 「三絵の教育によろしくないですし、手早く済ませましょう」 先程の例も踏まえて室内を探ってはみたものの 特に仕掛けの類は見つからなかった しかし、手掛かり代わりとばかりに 棚に残されていたファイルの一つが雨野の目に留まる 「赤来家、事故調査記録…だと?」 辺りを見回し、近くにいたシズルを呼び寄せて 二人でファイルの中身を確認する 三津子は二人から出来る限り離れた場所で 三絵と待機する事にした [家族での外出の帰路 車内にて口論が発生 口論により注意散漫となった父親の過失による トラックとの正面衝突事故] 「ふん、どうやら記録によりゃあ事故自体は 本当にただの偶然によるものらしいが」 "備考"の部分に記されていたこの文章が 雨野の疑念を誘う [紗枝を除く赤来家三名の"遺体"は警察より引き取れる 問題は 紗枝の回収だ] 「三絵ちゃんを回収ってのはどういうことだ?」 先に見つけていた赤来家に関するファイルと重ね 「まさか、事故が起こる前から富穣の奴は 三絵ちゃんとその家族に目をつけていた……?」 浮かんだ一つの仮説を口にした雨野へ 頷いたシズルが、別の資料を彼だけに見えるように示す 「警察の中に、富穣と繋がっている奴がいるようだね」 抑えた声と視線だけで示された情報は 事故以前からの両者の癒着を裏付けており 雨野は思わず舌打ちする 「警察ってのも案外腐ってやがるな これなら 一応ヤクザもんとは言えおやっさんのトコの方がよっぽど綺麗だぜ」 さして広くない静かな室内では、声量などを絞り 配慮していたとしても会話の内容が伝わってしまうのか 自身の事故を断片的に耳にして 少し俯いた三絵の手を 部屋を出るまで、三津子はぎゅっと優しく握っていた 「あの野郎どこにいやがるんだ」 「ここにいないって事は無いと思うけど…」 「こそこそしやがって気に入らねぇ」 歯を剥きだして唸る先頭の雨野へ 同意するような視線を 送っていたシズルは 「シズルさん 凪ちゃんの時計選ばれたらしいですね」 三絵と並んで歩きながらも そっと耳打ちしてくる 背後の三津子へ肩越しに軽く振り返る 「今度、三絵のも頼めますか?」 彼は同じトーンで即座に返す 「OK、美人のお嬢さん二人のお願いだから 格安にしておこう」 「よろしくお願いします」 ニコリと彼女が微笑んだ所で 側にいた三絵が訊ねる 「おねぇちゃん、何の話をしてたの?」 「ふふふ 帰ったら教えてあげますね」 和気あいあいとしている二人は 傍から見れば少しだけ年の離れた姉妹の様に愛らしく 思わず口元を緩ませながらも 「…ベルトは赤系統が似合いそうかな」 前へ向き直るシズルは店内にあった商品の記憶から 三絵に似合いそうなデザインのものを脳内で探し始め 唐突に、違和感を感じて数瞬足を止める 明確な言葉に出来る程の確証はないけれども 敢えて無理やり単語を絞り出すのなら まといつく"空気"がその数瞬だけ 嫌な粘り気を帯びたような 「ツナギのおじちゃん、大丈夫?」 我に返ったシズルは不安そうに見上げる三絵へ微笑んで返す 「大丈夫だよ 心配してくれてありがとう」 何事もなかったかのように三人と共に廊下を歩き 「…ん?」 再び彼は立ち止まり、すぐ側にある壁面を注視する "違和感"のせいで過敏になっていたおかげか それとも組織時代の感覚が戻ったのか 彼の眼はそれが"ただの壁ではない"と見抜く 「二人とも待って、ここ…壁じゃない 魔術で隠されてるけどドアがある」 「お、早速見つけたのか 隠れた入口っつー事は富穣がいる可能性が高いかもな」 「だね ちょいとこじ開けるから離れてて」 三人が距離を取ったのを確認してから 右腕を平たい両刃へ変えたシズルが 壁にしか見えないその場所へ、素早く数度刃を閃かせ貫く スッと刃を引っ込めて腕を元に戻した次の瞬間 魔力ごと扉は斬り裂かれ バラバラと崩れ落ちて 隠されていた室内を彼らの前へと現す 資料室や調査室をやや狭くしたその室内の 見える範囲に 探し求めた富穣の姿は無かった しかし、辛うじてパソコンらしき機器が見える わんさかとモノが積み重なったデスクとシンプルな椅子 最低限の睡眠を確保できるだけの寝具が揃った簡素なベッド 小さめの冷蔵庫と上に乗せられた電子レンジ そして部屋の壁の六割を埋める本ぎっちりの書棚は これまでの場所と違い明らかに "誰かが生活している"雰囲気を漂わせている 「ベッドが一つだけっつー事は、ここは富穣の部屋か? それにしちゃヤケに物が少ないな」 「ここもホコリが多い上に、デスクは逆に資料が 雑多に積み上げられてて散らかり放題です」 メイドとしての職務に誇りを持つ三津子にとって 研究所内の汚れた有様はどうにも我慢ならないのか 室内を見る度に 人形のように整った顔を不機嫌そうに歪ませる 「あー…俺も凪に"部屋散らかすな!"って怒られるな」 「こまめに掃除するようにしときなよ」 部屋のスペースから、男二人で内部を ささっと見て回るぐらいでちょうどいいと考え 「私は三絵と一緒に部屋の外で待機してます」 「おう、何かあったら呼んでくれ」 雨野とシズルが隠されていた室内へと乗り込んでいく ベッドの下や家具の影、入口の死角に富穣の姿ナシ 奥まった場所にぽつんとつけられていた扉を開けると そこはトイレ付きの簡素なユニットバスだったが 当然ながら、富穣が隠れていたりはしない 「せめて今いる場所への手掛かりを見つけたいトコだけど …パソコンは得意じゃないしなぁ」 自室とは言えパスワードぐらいはかけられているであろう パソコンと格闘しているヒマも技量も、三人には無い …と 歳の割にはつぶらな鳶色の瞳が 床の一角で微かにわだかまっている"魔力の気配"を捉えた とても微弱な気配を頼りにシズルが床板を剥がすも その下は、一見してただの床材しか見えない けれども彼の瞳にはその外見が "魔術"で誤魔化されていると分かる 一瞬だけ刃へ変化させた片手を突っ込んで 魔力を断ちつつ、抜き出した一冊の薄汚い 辛うじて"本"だと言えそうなソレを一旦懐へ隠す 「何か見つかったか?」 「いや、怪しく見えたけど気のせいだったみたいだ」 三人から見えない位置まで離れ、隠した本を手に取ると "魔術"の気配が更に濃くなるのが分かった 同じ要領で"魔術"を切り…シズルは正しい姿を現した本へ目を通す ―それは富穣自身が己の半生を振り返り、綴った日記だった 名門魔法使いの一族に生まれながら 召還以外の魔法がろくに使えず爪弾きに遭っていた過去 それに屈辱を感じ 己を認めぬ全てを見返すと誓った事 その為に科学を学び、有力者に取り入って長い年月をかけ 今では自身で研究所を複数持つほどの力を身に着けた しかし、その程度では満足しておらず 日記の後半を埋め尽くすのは狂気の研究に酔いしれ 変わらず全てを呪い 未だ成されぬ復讐を夢見る男の妄言ばかり 「…境遇には同情するが 家族(ファミリア)に手を出した奴を許すわけには行かない」 苦々しく感想を呟き、シズルは再び 彼らに知られぬように日記を隠し持った …特に成果らしい成果も得られず 富穣のプライベートルームらしき場所を後にした 四人が目星をつけている部屋は残りわずか その一つである"所長室"は 今までと違い頑丈に施錠がされていた 「奴がおかしな仕掛けしてた時の為に 俺が扉をこじ開けるぜ」 「頼む」 ノブへ手をかけ無理やり引き千切る形で扉をこじ開け すぐさま身構える雨野に三人も続く 「…っち、また外れかよ こそこそ隠れやがって とっとと出てこい富穣!」 感情に任せて捨てられた扉が廊下の奥で砕ける音がして 反射的に三絵がビクっと肩を竦める 「雨野さん!三絵が驚くじゃないですか! 扉はそっと捨ててください!」 「えっ…おお、悪ぃ三絵ちゃん」 「大丈夫だよ白熊のおじちゃん ちょっとビックリしただけだから」 見上げながら微笑むその顔に無理をしている様子はなく バツが悪そうに頬を掻く雨野の中で 富穣への苛立ちは少しばかり鳴りを潜めた 今まで覗いた部屋の中では掃除の行き届いていた室内は いくつかの本棚と応接用の椅子にテーブル 部屋の主の為に設えられた机とチェアが並べられている 窓はないが通気口は存在するらしく換気は十分のようだ 「あなたは私が守りますから」 何かあった時の為 入口の側へ三絵と三津子が待機 残る二人で室内の手掛かりを探す作業へ移り 「このファイル、やけに真新しいな…」 本棚をざっと調べていた雨野が、赤い背表紙のファイルを 手に取ってシズルと共に中身を確認する 「なるほどな 三絵ちゃんの母親はもともと魔法使いだったわけか」 赤来家は元々、憑依の魔法を得意とする魔法使いの家系であり 「それに目をつけた富穣は利用しようと画策した」 富穣はその一族の血を引いた身体を利用し 精霊を大量に憑依させ 怪物を生み出す事が目的だった 母である葉子は、子を産んだ影響で力が衰え…失敗した 次女である紗枝は、幼さのせいで制御する力が弱く 精霊に主導権を奪われ暴走し …その暴走によって 以前訪れた研究所の内の一つを破壊し 街をさまよう竜巻となって騒動を引き起こした 「ふざけたことしやがる」 「同感、どこの世界でも似たような連中はいやがるようだね …クソ迷惑な話だ」 苦々しいシズルの呟きに混じる"過去"は知らずとも 赤来の血を引く三人の内、まだ長女である真子は 富穣の手に落ちたままの現状に 雨野もまた怒りと共感を胸に抱いた 「こうなると、仮にも妖怪と暮らしている凪も 下手したら研究材料にされかねねえな ますますぶっ潰さなきゃいけねぇ理由ができた」 拳を固く握り 歯軋りをしている彼の様子と 再び空気に感じる"違和感"に思う所あってかシズルが呟く 「魔力で隠されてるモノはないみたいだけど… もしかしたら、何か見落としがあるかもしれない」 呟きを拾い 三津子が一歩前へと進み出た 「でしたら私が代わりに探索いたしましょう シズルさん、三絵の事をよろしくお願いしますね」 「わかった 任せてくれ」 役割を交代し、所長室の机付近へ 捜索対象を移したのを契機に彼女は訊ねる 「雨野さん 先の事になるとは思いますが 私に凪ちゃんを預ける気はありませんか?」 「は?凪をアンタにか?」 「ええ、家事全般を仕込んで差し上げますよ」 「いきなり何言いだすかと思ったら 割とぶっこんで来たな 凪をアンタにねぇ」 唐突な発言に虚を突かれながらも、雨野は答える 「…そうだな、もしかしたら行くか頼むかもな」 過去の恩人の面影が重なり、拾い育てた少女ではあるが それでもいつか遠くない内に別れが来るのは 人ならざる彼が 常々感じている事でもあった 「例えば、俺が本当の意味で化け物に成り下がっちまった時とか あとアイツがいい年になって花嫁修業したくなったりした時とか」 言っていて無意識に渋い顔をしている雨野だが 気付いているのは三津子だけである 「すぐには難しいかもしれませんが 三絵にいい影響をもたらしてくれる気がしましたので」 「三絵ちゃんにいい影響か?」 二人はチラリと 入口にて時計屋共々ニコニコと笑う幼子を見やる 「あの素直な子にウチのひねくれお嬢様をぶつけたら どうなるか俺にはわかったもんじゃねぇかなぁ…」 「ふふふ 年の近い子が近くで同じ修行をするというのは とてもいいことなんですよ」 「まぁ、預けるとまではいかないまでも一緒に 凪と遊んでくれるとありがてえな」 アイツは俺かおやっさんの組ぐらいしか遊び相手がいないから、と 少し困ったような顔で雨野が頭を掻く 「はい そうなる為にも この件 きちんと解決しませんとね」 「ああ、頼んだぜ 三津子さん 一応今回の火付け役はアンタなんだからよ」 「ええ」 雨野の表情に笑顔が戻ったのを確認した三津子は もう一度だけ、時計屋と談笑している愛弟子の方を 振り返り 小さく続けた 「三絵ちゃんは必ず守ります」 二人が念入りに机と室内を調べるも 特に目立った手がかりもなく 「もし残る部屋にいないとしたら、隠し部屋とか 入口を調べるしかなさそうだね」 「全く! さっさと出て来てお姉さんを返してほしいものですね」 即座に入口へ集い廊下へと出た三人に続いて 「さて、いい加減 富穣の野郎を見つけ出して―」 気分を切り替え、明るく言い放った雨野もまた 部屋を出ようとした…その瞬間 彼の足元にあった床が、何の前触れもなく開いた 「海斗君!?」 「なっ!?急に床が…」 完全な不意打ちにより、変化で翼を出す事も間に合わず どうする事も出来ぬまま彼の身体は落下した 慌てて駆け寄ったシズルと三津子が穴を覗くと 2〜3階分ぐらいの高さの空間の 闇で霞んだ床の辺りで 尻餅をついている雨野の姿が小さく確認できた 穴を通して三津子の耳は呪文の詠唱らしき響きを シズルは先刻感じたモノと同等であり、より濃い"違和感" …つまりは魔力の気配を察知した 「私達も行きましょう!三絵ちゃんこちらへ」 「着地は苦手なんだけどな…」 呼び寄せた三絵を姫抱きにして飛び降りた三津子は スカートをめくれあがらせることもなく雨野の側へ着地する 間を置かずシズルも着地するが、少しばかりよろけていた 「いってて、急に床が開くとはな…さすがに読めねえよ」 顔をしかめながらも雨野が立ち上がった所で 四人は、室内の全容をハッキリと目にした 儀式の為か僅かに光源が確保された広い室内の中央で 本を片手に携えた白衣の男が振り返る 「おやおや まだ準備は整っていないのですが まあ、いいでしょう」 術式にかかりきりになっていた為、しばしの合間 三人への注意が散漫になってはいたものの 仕掛けのある所長室へ三人が出向いたのを感づき 敢えて彼らを誘い込んだ…その悪意を 無表情の裏側へ隠したまま男は言葉を続ける 「ようこそ、皆様 私はDr.富穣 この研究所の責任者です」 「よぉ富穣 まぁとりあえず言いたい事は一つだ …テメェをぶん殴りに来た!!」 威勢よく両拳を打ち付け敵意をありったけ込めて雨野が睨む しかし富穣は、動じず馬鹿にするように訊ね返す 「ふふふ、面白い人だ わざわざ私を殴る為にここまで来たんですか?」 「あの子の家族を取り返しに来たのさ」 奥に控える 木の根で縛られた少女を視線で差しつつ シズルが突き放すように富穣へ告げる 「それにお前の茶番に付き合ってやるほど こっちはヒマじゃない」 「ああ、ぶん殴ってこんなガキどもを巻き込むような 実験は力尽くで終わりにさせてもらう!」 「この子の お姉さんを返してもらいませんとね」 三津子の隣に佇む三絵は、震えながらも彼女の手を握り 真っ直ぐに囚われている姉へ目を向けていた 「それはそれは、奇特な人達だ でしたら構いませんよ 持って帰ってもらって」 四人を一瞥し 富穣は嫌な笑みを浮かべてこう言った 「…持って帰れるもんならなぁ」 悪意のにじむ声に呼応して富穣の手にした本と 床に描かれた魔法陣が一瞬だけ光を放ち 中央にて三絵の姉、真子を捕えていた木の根が集い その身体を覆い隠していく そうして見る間に集った木の根が自らを歪め 少女を捕えた部分が毒々しい色をした巨大な蕾へと変わる 蕾を中心として、束ねられた無数の木の根が触手となり 床と天井へ四方八方に張り巡らされ 室内はたちまちの内に 中空に浮かぶ球根による狩場と化した 「そいつの名前は「狂根」 俺の最高傑作だ!」 変容した植物を前に高笑いする狂った科学者へ 「所詮は魔術で作ったハリボテだ おまけに他人の魔術(ちから)頼りで嬉しいか?クズ野郎」 「何とでも言うがいい!お前達は所詮 試運転用のモルモットに過ぎんのだからなぁ!!」 時計屋は心底からの侮蔑と殺意を浴びせ 「なにが、なにが楽しいってんだ…… 人を 命をこんな風に弄びやがって…もう許さねぇぞ」 用心棒は煮え滾るような怒りに身を委ね、人の姿から 元々の巨体へと変貌しながら地を蹴り 「覚悟はいいか!このクソ野郎!!」 握り固めた拳を科学者へと繰り出す …が、白衣の科学者は冷静に呪文を唱え 自らの足元から生やした木の根の防御壁で拳を防ぐ 「おお怖い怖い、野蛮な獣がいたもんだ」 「っち!この卑怯モンがぁぁぁ!!」 数発殴るも 抉れた分だけ木の根の触手が増えるだけで 護られた相手には攻撃が届かず 一旦距離を取った雨野の背へシズルが言葉を投げかける 「アレの力の源は中にいる三絵ちゃんのお姉さんだ 彼女を止めないと奴は殴れない」 彼が冷静さを取り戻したのを見て取って 「さて二人とも、囚われのお姫様を助ける準備はいいね?」 腕を刃へ変え シズルは改めて三絵の方へ振り返る "狂根"の出現で言葉を失ってはいたものの 幼子は…当初の目的を忘れてはいない 「うう、お願い お姉ちゃんを助けて」 弱々しくもハッキリと紡がれた彼女の言葉に 「はい 任せなさい メイドさんは子供達の味方なのです」 笑顔で力強く 第二の姉でもあるメイドは返事をし 男二人も、笑みと共に頷いて答える 「逃げるんじゃねぇぞ…この子の姉ちゃんを助けたら 今度はお前をぶん殴りに行くからな」 狂根の根の防壁に護られた富穣を射抜くような目で睨みつけ それだけを告げた雨野の言葉を合図に 彼らは 真子を救うべく狂根へ立ち向かう ―――――――――――――――――――――― あとがき(解説やら雑談やら) 狐狗狸:サイクル1から引き続いての調査と日常 脅威行動挟んで、調査×2&日常と脅威行動 開けた情報に仕込まれたイベントの一つに"血戦"があったので 3サイクル目をすっ飛ばして 全員で決戦に行きました 脅威どうにかしないと黒幕ポジが殴れない、とGMより お達しがあったので捏造描写でそれっぽく 自分の出目の1多目に嫌なフラグを感じたり 情報1個残しで突入行ったり、コンベの話をしてたり PCとPLで面白いくらいに温度差がありました …他の方の【宿精】キャンペも見てみたいなぁ 狂気の科学者の魔の手より、今こそ真子を救え! 読んでいただきありがとうございました! |